データバトル保存会

Data Battle Preservation Society

新しいデータユニットを入手しました!

 全国のデータバトラーのみなさま、こんにちは。

 タイトルの通り、新しいデータユニットを入手しました!

 それがこちらです!

f:id:DBPS:20200209203233j:plain

今回入手したデータユニット04「影夜叉」

 以前、こちらの記事でも書きましたが、01(メモリー用)、02(ファイアイフリート)以外のデータユニットについては当保存会でも存在が確認できておりませんでした。 

dbps.hatenablog.com

 あまりにも情報がないため、「01、02以外のデータユニットは当初発売する予定だったけど、データバトルが思ったより売れなかったので企画倒れになった」と勝手に思い込んでおりました。

 が!何気なくメルカリで「データバトル」と検索してみたら、見たことのないデータユニットが出品されているではありませんか!

 最初は見間違いかと思いましたが、何度見ても商品写真に「04」という数字が確認できます。(しかも新品・未開封とのこと)

 ラピュタは本当にあったんだ!

 すぐに震える手で購入ボタンを押しました。

 その後は出品者さんのご厚意で早々に発送してもらえ、すぐに手元に届きました。

 

 このデータユニット04「影夜叉」には、02と同じく強力なメタルソリッド一体分のデータが入っています。

 データバトルは少年向けホビー雑誌「コミックボンボン」(残念ながら現在は廃刊)とタイアップしており、「影夜叉」もその一環として発売された模様。

 メカデザインの熊倉裕一先生は当時、コミックボンボン誌上で「王ドロボウJING」という漫画を連載されていたようです。

 これも02と同じく、説明書にはパーツの説明とともに簡単なストーリーが書かれていました。

影夜叉

 東方に伝わるメタルソリッド。その素早い動きは「蒼き光(あおきひかり)」と呼ばれ、古代の大戦では影の存在として活躍してきた。忍者系のメタルソリッドであり、その攻撃を見た者は必ず滅するといわれる。

 小学生男子が泣いて喜ぶ「忍者」の登場。

 「蒼き光」にはルビが振られており、まだ難しい漢字が読めないお友達へのTOMYさんの優しさを感じます。

 02はパワー重視、炎系のメタルソリッドでしたが、こちらはスピード重視、風系のメタルソリッドです。(各パーツの説明はまた整理してアップします。)

 

 さて、それでは影夜叉がどのくらい強いのかお手並み拝見といきましょうか、と本体をデータユニットにセットしたとき、悲劇は起こりました…。

 何度セットしてもデータユニットが認識されないのです。

 ファミコンカセットが起動しない時の対処法を参考に、端子部分をクリーニングしたりしてみましたが、効果なし。(そもそも未開封なので汚れていない…。)

 データバトルの発売からおよそ25年。いくら新品・未開封とはいえ、四半世紀も経てば経年劣化は避けられなかったようです。

 残念ながら、影夜叉の強さ、能力をこの目で確かめるのはお預けとなってしまいました…。

 ただ、データの確認はできなかったものの、存在しないと思われていた02以降のデータユニットが実は存在していた(しかも、04があったということは当然03もある)ことが明らかとなり、このことは「データバトルに関する情報の保存」という当保存会の活動としては非常に大きな一歩となりました。

 ネットの海は本当に広大ですね…。

 

 この記事を読んでいただいた方の中で、データユニット03、04をお持ちの方、また、データバトルについての情報をお持ちの方、どんな些細な情報でも構いませんのでデータバトル保存会までご連絡いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。 

CPUバトルについて

 CPUバトルはデータバトルの本編ともいえるゲームモードで、コンピュータが作成したメタルソリッドと対戦を行います。(一応ストーリーも用意されておりますが、これは別の機会に紹介します。)

 CPUバトルでは敵を倒して経験値を稼ぎ、メタルソリッドをレベルアップさせたり、まれに敵から新しいパーツやアイテムを入手することができます。

 特に敵から入手できるパーツは初期パーツとは比べものにならない性能を持っているものもありますが、各ステージのボスを除いて敵のパーツ構成はランダム(ステージごとに一応パーツ構成の傾向はあるようですが…)のため、狙ったパーツを入手するには何度もCPUバトルを周回する必要があります。

 狙ったパーツを持った敵が現れ、しかもそのパーツを入手できるかは完全に運次第。運が悪いと本当に何回やっても入手できません。それだけに目当てのパーツが手に入った時の喜びはひとしおです。

 ここでは、CPUバトルの基本的な流れと、各ステージのボス情報等について紹介します。

 (注)ネタバレも含みますので未プレイの方はご注意ください。

続きを読む

オイルタイプについて(バトル時のセリフ集)

オイルタイプ

 メタルソリッドの体に流れるオイルにはいくつかのタイプがあり、メタルソリッドの性格に影響を与える…という…(説明書より)

 「メタルソリッド」はメカでありながら、生体細胞を使用した「DNAバイオチップ」が搭載されたコンピュータを使用しており、血液型のようにA、B、AB、Oの4つのオイルタイプが存在します。説明書ではなぜか自信なさげな書きぶりですが、オイルタイプによってメタルソリッドの性格が変わります。

 性格が変わるといっても、バトルで勝利したときのセリフが変わるだけのようです。もしかしたらバトル時の行動に影響を与える部分があるのかもしれませんが…。

 ここでは、CPUバトルにおける各オイルタイプごとの勝ちセリフと、CPU側のセリフを紹介します。カタカナで表示されるセリフは味わい深いものがありますね。

  • 勝利時のセリフ
  • 敗北時のセリフ
  • アイテム、パーツ入手時のセリフ
続きを読む

パーツデータベース(武器アームパーツ[CPUウィルス系]編)

※最終更新 2019.11.10(随時更新します)

ウィルス(CPUウィルス系)

攻撃力はかなり少なめ。ただし、CPUウィルスで敵に特殊効果技で攻撃する。(説明書より) 

 ウィルスに感染させて敵の弱体化を狙うパーツ。データバトルが発売されたのが1995年で、ちょうどWindows95が発売された年。当時小学生だった私は「CPUウィルス」という言葉だけで何だかすごくハイテクな武器という印象を持っていました。まだ有線で通信していた時代なので、ケーブルを相手にぶち込んでウィルスを流し込むという荒っぽい感じの武器のようです。

  • 1.初期パーツ 
  • 2.敵を倒すことで入手できるパーツ
続きを読む

パーツデータベース(武器アームパーツ[ドライバ]編)

※最終更新 2019.11.9(随時更新します)

ドライバ(分解系)

攻撃力はかなり少なめ。ただし、強力なドライバで敵のパーツを分解する。(説明書より) 

 工具系のパーツ。全体的に攻撃力は低いものの、特殊効果技で敵の能力を下げることができます。特に特殊効果技「ブンカイ」は、相手のアームパーツを取り外して使えなくする強力な技で、状態異常を防ぐ術のないデータバトルの戦闘において、特殊効果技を持った相手への唯一の抵抗手段だったりします。両手を外されてもなお頭突きやキック、体当たりで闘うメタルソリッドの姿は一見の価値あり。

  • 1.初期パーツ 
  • 2.敵を倒すことで入手できるパーツ
続きを読む

パーツデータベース(武器アームパーツ[ファイア、コールド、サンダー]編)

※最終更新 2019.11.3(随時更新します)

ファイア(火炎系)

攻撃力は中くらい。(説明書より) 

コールド(冷気系)

攻撃力は中くらい。(説明書より) 

サンダー(電撃系)

攻撃力は中くらい。(説明書より) 

 なんともやる気のない説明書の説明。もう少し書くことあるだろうに…笑

途中で飽きたんでしょうか。属性系の武器ってロマンがありますね。

  • 1.初期パーツ 
    • <ファイア>
    • <コールド>
    • <サンダー>
  • 2.敵を倒すことで入手できるパーツ
続きを読む

パーツデータベース(武器アームパーツ[L・レンジ]編)

※最終更新 2019.10.26(随時更新します)

L・レンジ(射撃戦用武器)

銃・レーザーやバズーカ系。重たく、攻撃スピードも遅いが、大きな攻撃力がある。(説明書より) 

 射撃戦用のパーツ。説明通り攻撃力は高いものの、重量があって使いにくく、全体的に趣味の武器といった印象。データバトルの戦闘システムは敵との間の距離の概念がなく、「お互いに攻撃し合うだけ」という至ってシンプルなものなので、遠距離攻撃武器という設定を活かしきれないのが残念。

  • 1.初期パーツ 
  • 2.敵を倒すことで入手できるパーツ
続きを読む